エスペランサ便り

洋画、横浜、ピアノ等について書こうと思います。クイーンの来日が楽しみです。

猫が教えてくれたこと

2016年のトルコ映画イスタンブールを舞台にした野良猫と住民の触れ合いを淡々と描いたドキュメンタリー映画です。

ヤフー映画のレビューを見ると眠くなったと書いている人が何人かいました。映画館で1800円を払ってみるような映画ではないと思いますが、テレビで見る分には、動物が好きな人にとっては悪い映画ではないと思います。旅先で猫や犬を見かけると嬉しくなってしまうような人(=私ですが)なら、退屈しないで見られると思います。

少し前まで、トルコドラマのオスマン帝国外伝を見ていました。ドロドロしたストーリーですが、面白くてはまってしまいました。そのドラマを見てから、トルコの事が気になり、この映画を見た次第です。今はなくなってしまいましたが、表参道の裏通りに、トルコ人が経営しているトプカピと言うレストランに時折でかけました。ヨーグルトを使ったトルコ料理がおいしかったです。オスマン帝国外伝でも、美味しそうなトルコ料理が登場するので、トルコ料理を食べたくなり、石川町の裏通りにあるトルコ料理店にでかけました。お店の評判は良いようですが、私がたまたま食べた時は、トマトソースの同じ味付けが重なったので、今ひとつに感じられました。トルコを題材にした本や漫画た置いてあったのは、面白かったのですが。

猫が教えてくれたことでは、日本では顰蹙を買うような野良猫への餌付けも描かれています。猫が寄り添ってくれるだけで幸福だと言うセリフが最後の方にありますが、この映画を作った人は、このことを表現したかったのかなと思いました。