山手の西洋館を歩いて、花の種を7個ゲット!
横浜山手の西洋館で6月の初めの週に花と器のハーモニーと言うイベントを開催しています。私は2015年に初めてでかけたのですが、西洋館に飾られている花が美しく写真を沢山撮りました。このイベントの素晴らしいところは、西洋館が全て入場無料であり、あまり混雑をしていない事です。今の時期に週末に鎌倉にでかけたら、観光客の数が物凄く人混みで疲れてしまうかも知れません。本日は曇天だったため、日曜日なのに横浜の山手は人が多くなく、西洋館をゆっくりと鑑賞することができました。
花と器のハーモニーのお勧めの歩き方
みなとみらい線の元町・中華街駅のアメリカ山公園出口から、エレベーターに乗りアメリカ山に出ると、坂を登らずにすみます。沢山歩くので、ペットボトルを購入するか水筒を持参しましょう。山手西洋館は、イギリス館を除いて備え付けのスリッパで入場します。マイスリッパを持参する方が、衛生的でストレスがないと思います。(スリッパは清潔ですが、自分のスリッパの方がいいかなと思ったので持参しました。)
最初は、山手111番館から見学をします。1926年にJ.H.モーガンの設計で、アメリカ人らフィン氏の住宅として建設された建物です。スパニッシュタイルの赤瓦に特徴がある建物です。
次に、イギリス館に進みます。1937年にイギリス総領事公邸として建てられました。
イギリス館の器は、今年はホテルニューグランドの物を使用しています。イギリス館を出たら、外国人墓地の前を通り、山手234番館まで歩いて行きます。
山手234番館は、1927年頃に建てられた外国人向けの共同住宅です。木製の蓄音機を最近修繕し、蓄音機での鑑賞会も企画されています。
エリスマン邸は、日本近代建築の父と呼ばれたレーモンド氏により、1926年に建てられました。横浜の生糸貿易商の支配人だったエリスマン氏の私邸として建てられ、1990年に現在の元町公園に移築復元されました。
エリスマン邸は、オランダのフローリスト レン オークメイド氏が飾った百合が見事でした。レン氏は会場で、日本語で解説をしていました。
お隣のベーリックホールは、1930年にモーガンの設計によりイギリスのベーリック貿易商の私宅として建てられました。
ベーリックホールでは、無料のピアノの演奏会が開催されています。私は2Fにある子供部屋の展示が好きです。
5軒の西洋館を見ると少し疲れて来るので、汐汲坂を下って元町でランチを取ることにします。元町は裏通りにしゃれた店が沢山あります。本日は、Wine Hall元町倶楽部でローストビーフ丼を食べました。
食事をした後は、元町を通り、大丸谷坂を登り、ブラフ18番館に足を運びます。私は西洋館の中で、ブラフ18番館が一番好きです。
ブラフ18番館は、大正末期に建てられた外国人住宅で、1991年までカトリック山手教会の司祭館として使われていました。1993年にイタリア山庭園に移築復元されました。私はカトリックの大学に通ったのですが、構内にあったクルトゥルハイムと言う建物がこの西洋館の雰囲気と似ているような気がします。
最後に外交官の家を見学します。外交官の家は、庭園が見事に手入れされています。外交官の家は、1910年に明治政府の外交官内田氏の私宅として、アメリカ人の建築家ガーディナー氏により、渋谷の南平台に建てられました。1997年にイタリア山庭園に移築されました。
外交官の家の食器は、霧笛楼の物を使っていました。霧笛楼は私の好きなレストランです。
本日山手西洋館7館のスタンプを元町で、プレゼントと交換してもらいました。サカタのタネの花の種を7個もらうことができました。
元町通りで、フェリス女子大の学生が、電子ピアノとバイオリンでクラシックやディズニーの音楽を演奏をしていました。花のプリントのワンピースが可憐でした。