エスペランサ便り

洋画、横浜、ピアノ等について書こうと思います。クイーンの来日が楽しみです。

学生時代の仲間と会って思い出した事

友人を偲ぶ会そのものは、友の死を受け入れなくてはならない悲しい出来事でした。病気にかかってしまった事が信じられない位、腕白で健康な女性だった彼女は、人間的な魅力があり、偲ぶ会の会場には、多分300人以上の人達が来場したと思います。

 大学卒業後本当に久しぶりに何人もの人と会えた事は、彼女が天国からプレゼントをしてくれたように感じられました。サークルの仲間と集まった時の事で覚えている事があります。

寒い冬の時期に、友(亡くなった友人)から、〇君の下宿に泊まって鍋でも食べようと話がありました。山登りのサークルで、親にも信頼されている健全な関係でした。私達男女のメンバー数人で、新聞学科の友人の下宿に集まり、こたつで鍋を囲んで遅くまでいろいろと話をしました。どんな話をしたのかは、覚えていません。当時皆つきあっている恋人がいたと思います。誰かが恋人に電話をしようと言い出しました。携帯電話もない時代だったので、外に出て公衆電話から、彼または彼女の家に電話をかけに行った事を覚えています。その後、お酒を飲んで眠くなった私たちは、こたつを囲んで雑魚寝をしました。文章で書くと不健全に感じられるかも知れませんが、山にでかけてテントで寝るような仲間なので、そのまま朝まで眠り、全く何事もないのです。

理系の学部だった人達は、大学院に進み、外国語学部の人達は、勉強とクラブの両立が大変で留年をしましたが、翌年とても良い会社に入社しました。新聞学科だった人は就職浪人をして新聞社に入り、本を出版しました。

 

私が結婚前に、夫のつきあいで悩んでいた時期がありました。その時に、サークルの仲間が、気分転換に長野に遊びに来ないかと誘ってくれました。サークルの人達は、皆結婚が早く、小学生位のお子さんがいるお父さんになっていました。私は女友達と新宿から高速バスに乗り、長野に行きました。長野ではログハウスに泊まりましたが、1泊数百円の値段で、新築のログハウスに泊まれたことは驚きでした。結婚後も子供を交えて家族ぐるみのつきあいをしている彼らは、恵まれているなと感じました。